9/11/2013

悔しさと。厳しさと。

今日、とある授業でプレゼンがあった。


僕はかなりネガティブに捉える方なので、プレゼンがある度に「わかりにくい英語だらけだった!」とか「もっと惹きつける話し方が出来れば!」とか「もっと練習しておけば!」とかいう後悔と自己嫌悪の嵐が巻き起こり(実際、そういうプレゼンはウケがいまいち)、もうその日一日はどうしようもないくらい落ち込む。自分に腹が立ってどうしようもなくなる。
"f**k"とか一人で言いまくるし、舌打ちしまくるし、眉間にしわ寄りっぱなしだし、多分大変親しみにくい人になっていると思う。不運な事に、後悔の衝動に駆られるとこれを無意識でやってしまうため、図書館だろうが、隣に人がいようが、舌打ちして"f**k"とか言っちゃう。多分すごくイカレた人に見えていると思う。

少しずつ「そこそこの」プレゼンが出来る頻度は上がっているものの、この傾向は去年からずっと続いている。不出来なプレゼンが多くて、やるせない気分になる。

けれど、そんな状況も、去年より耐えられるようにしてくれた二つの言葉がある。



一つは、この夏帰省したときに教授から聞いた一言。

—英語が95%理解できるようになるのはなんとかなっても、それを96%にするには、更に何倍もの努力がいるんだよね


「あぁ、そうか。やっぱり、躓いて良いんだ」と思わせてくれた何気ない言葉。躓いて、成長していないと感じる度、「そりゃそんなすぐには成長しないだろ」と自分に言い聞かせる事が出来るようになった。


もう一つは、日米通算4000本安打を達成したイチロー選手が、会見で言った言葉(Yahoo!JAPAN8月22日付、「日米通算4000本安打達成のイチローが会見(全文掲載)/一問一答」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000214-mlbjp-base)より引用)。

—プロの世界でやっている、どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、上手くいったことではなくて、上手くいかなかったことなんですよね。その記憶が強く残るから、ストレスを抱えるわけですよね。これは、アマチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっか残る。でも、楽しいだけだと思うんですよね。コレはどの世界も同じこと。皆さんも同じだと思うんですよね。そのストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく、見たいな。それが、プロの世界の醍醐味でもあると思うんですけど、もっと楽しい記憶が残ったらいいのになあというふうに常に思っていますけど、きっとないんだろうなあと思います


上手くいかないストレスを抱える中で、瞬間的に喜びが訪れる、そして、はかなく消えていく。
僕はもちろん研究者としてプロフェッショナルな訳では無いし、イチロー選手の気持ちが「分かる」などと言ったら大変厚かましく思えるが、それでも、すごく共感できる。「今の自分にぴったりの言葉だ」と思ってしまった(厚かましい)。
英語も、英語のプレゼンも—というより人が極めようとする何かは全て—たくさんの悔しさと、瞬間的な喜びの連続の果てに、達成されるものなんだと思う。

何かある度悔しくて悔しくて、穴が無くとも掘って埋まりたい気分だけれど、1%上の理解と、瞬間的な喜びのために、もう少し頑張ってみようと思う。


9/07/2013

覚悟

やるか
やらないか

やったなら
できるまでやれるか

そういう覚悟の繰り返しでのみ、「達成」は達成されるのだと思う。