5/12/2012

留学への壁と大きな誤解とパラダイム。

ゴールデンウィーク実家に帰省して、帰ってきたらハワイ大学とミシガン州立大学から正式な合格通知が届いてた。



左がハワイ大学、右がミシガン州立大学。ともにletter版で、DeanまたはDirectorのサインが入っている。すかし付きかと思ったのに、別にそんな事は無かった。笑

この他には、両校ともI-20のフォームが入っていて、これを使えばビザ申請が出来る。と。

I-20には色んな情報が書いてあるけど、その中に授業料も書いてある。下の写真はハワイ大学のものだ。



曰く、授業料が$27,729($1=80円としておよそ222万円)、生活費が$15,900(およそ127万円)だそうだ。あわせて、一年間でおよそ350万円必要という事になる。
最悪は親に払って貰う事も考えられるけど、その場合はきちんと後で返したいし、それは最も回避したい選択肢だ。個人的にはただの親不孝だと思っている。
まずは何とか奨学金を貰えるよう努力したい。そして、向こうの教授にもさっさと連絡をとって、TAの口などを見つけられたら、と思う。

大学院合格に向かって突っ走っていたので、それがゴールみたいになっていたけど、僕は入学したわけでもなし。勉強を始めたわけでもなし。まだまだこうした「現実的な」問題も含めて、修士号取得までには長い道のりが待っているだろう。

そして、返す返す、これが、エベレスト・パラダイムってわけだ。目標を一つに定めるとどうしてもその目標に固執し、「それを超えるべき山」として認識してしまう。アメリカで勉強する手段としての大学院合格だったのに、いつのまにかそれ自体が目的化してしまった。いわゆる「手段の目的化」。
アメリカで勉強するためには、まだまだ無数の壁が存在し、一つに固執しないようにしないと。
新たな壁が出現した(と思われる)時にびっくりしちゃうからね。

話が少し逸れるけど、iBTのスコアもそんな感じだった。いつの間にか僕の中で、そしてこのブログの目的自体「iBTで102点などというチープな点数をとった私」が主人公になってた。猛省。

一つ一つは手段であって、究極の目標ではないのだからね。


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